やむを得ない場合を除いて、赤ちゃんに必ず飲ませて欲しい「初乳」。


この初乳は、1回限りではなく、期間限定で分泌されるものであることをご存知でしょうか?


今回は、「初乳はいつまで続くのか?」そして「通常の母乳になるのはいつからなのか?」ということについてお話しさせていただきたいと思います。

初乳 いつから

初乳って何?



初乳とは、産後すぐに分泌される母乳のことを言います。


通常の母乳と比べると、たんぱく質・ビタミン・ラクトフェリン・鉄分・βカロチン・オリゴ糖といった、様々な栄養素が豊富に含まれています。


また、免疫抗体や成長因子も多く含まれているため、生まれたばかりで免疫力が弱く、無防備な状態の赤ちゃんには、初乳を飲ませることが推奨されているのです。


初乳の別名がすごい



初乳は、別名「黄金の液体」とも呼ばれています。


赤ちゃんにとって、飲ませることがどれほど大切なものかをうかがい知ることができる別名ですよね。


また、WHO(世界保健機関)でも、「初乳は完璧な栄養源である」として、飲ませることを推奨しています。



見た目も違う



初乳は、通常の母乳と比べると成分にも違いがありますが、見た目も違います。


通常の母乳は白くてサラサラしていますが、初乳は色が黄色がかっており、ドロッとしています。


また、分泌される量も少なめです。


初乳の分泌はいつからいつまで?



初乳の分泌は、出産直後から1週間程度続くとされています。


ただ、こればかりは個人差があるため、1週間を待たずに5日で初乳の分泌が終わる場合もあれば、10日間ほど初乳の分泌が続く場合もあります。


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通常の母乳になるのはいつから?



初乳と通常の母乳(成乳)は、「昨日までは黄色くてドロッとしていたのに、今日は白くてサラサラしている」といった感じで、突然切り替わるものではありません。


徐々に初乳から成乳へと変化していきます。


この、初乳から成乳へと変化していく間に分泌されている母乳のことを「移行乳」と言います。


目安としては、



出産後1週間に分泌されるのが「初乳」
2週間目に分泌されるのが「移行乳」
3週間目以降に分泌されるのが「成乳」


ということになります。



初乳の効果はいつまで続く?



初乳の効果は、生後6ヶ月頃まで続くとされています。


赤ちゃんが、「生後6ヶ月頃までは免疫を持っている」と言われるのは、初乳の効果によるものなのです。


その後は、赤ちゃんが自分自身で免疫をつけていくようになります。



母乳は赤ちゃんの成長に合わせて変化する



不思議なことに、母乳というのは、その頃の赤ちゃんが必要とする栄養を含んだものへと変化します。


初乳に免疫抗体が多く含まれるのは、生まれたばかりで免疫がなく、病気にかかりやすいからです。


そして、その後の成乳には、赤ちゃんの体作りに必要な栄養素が多く含まれた母乳が分泌されるようになります。


初乳は必ず飲ませてあげましょう



「初乳はいつまで続くのか?」、そして「通常の母乳になるのはいつからなのか?」ということについて、簡単にお話しさせていただきましたが、いかがでしたか?


母乳の出が良くない場合など、初乳をたくさん飲ませてあげることができない場合もあるかと思いますが、ほんの少し飲ませてあげるだけでも違ってきます。


また、赤ちゃんが吸う刺激で初乳が分泌されるので、何度も吸わせてあげたり、やむを得ない場合は搾乳したりして、初乳を飲ませてあげてください。



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