突然の訃報を受けて、お通夜に参列する事になり、
いざという時にわからないままあたふたしてしまう なんて事はありませんか?

今回はそんないざという時の為に知っておきたい、挨拶の例文や香典の金額など、
お通夜の流れを3つに分けてご紹介していきたいと思います。

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お通夜の流れとマナー


お葬式
最近では、自宅ではなく斎場で行われるケースが多いようです。

斎場の場合、係員の誘導に従うと良いでしょう。

受付にてお悔やみの挨拶をする


まずは受付に行かなければ何もはじまりません。

ご遺族の方に、お声掛けするのもこのタイミングとなります。

この際、お悔やみの挨拶は できるだけ手短に 行いましょう。

お悔やみの挨拶例文に関しては、後ほど詳しく解説いたします。

香典を渡し、芳名帳に記帳をする


お悔やみの挨拶を述べたら、次は香典をお渡しします。

香典は、しっかり 袱紗に包むのが作法 となりますので、要注意です。

香典の金額に関しては、後ほど解説いたします。

香典をお渡ししたら、芳名帳に住所・氏名を記入します。

他の方の香典を預かっている場合、香典帳など
別の帳面で管理するので、基本的には預かった方のお名前は記入しません。

ただし、香典帳と芳名帳が一体になっているタイプの場合には、
本人と預かっている方のお名前全員分を書かなければいけない場合もありますので、
受付にて確認をしてみましょう。

祭壇の部屋にてお焼香を行う


受付が全て済むと、次はいよいよお焼香です。

お焼香の時に、手順がわからないと1番あたふたしてしまいます。

故人のことを想って行えば良いと言われますが、
やはりマナーですので最低限知っておかなければ、恥をかいてしまう恐れがあります

いざという時のために、予習をしっかりしておきましょう。




お焼香とは、細かくした香を香炉に落とし、仏や死者に向け香を焚いて拝む事です。

一般的には左手に数珠を掛けて、右手でお焼香を行います。

右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香をつまみ、
おしいだき(額の高さまで上げる事)、指を擦りながら香炉に落とします。


これを1~3回行います。

それぞれの宗派によって、おしいだく回数は変わってきます。

ただし、時間調整などで回数が指定される場合もあるので、
その時は従うようにしましょう。

お焼香の手順としては、以下の通りです。

(立礼焼香の場合)
 1.焼香台の手前で止まり、遺族と僧侶に一礼
 2.身を正して遺影に合掌、一礼
 3.焼香台に進み、お焼香
 4.再び合掌し、最後にもう一度遺族に一礼して席に戻る

ただし、座礼焼香(畳敷きの式場で用いられる方式)の場合、

順序は立礼焼香と同じですが、まっすぐ立たずに移動の際は腰を落とし、

お焼香の際は正座で行います。

通夜振る舞い


通夜振る舞いとは、お通夜に参列してくれた弔問客を別室にて案内してもてなす儀式。

弔問のお礼とお清め、
故人への供養の為の故人とともにするこの世で最後の食事という意味があります。

地方によって異なり、料理や酒を頂くこともあれば、
お菓子を持ち帰るだけであったり、お茶だけを頂く場合もあります。

料理が振舞われる場合は、大皿での料理やオードブルなどが多いようです。

故人との思い出を語り、遺族たちの心を慰めるという意味もありますので、
ただ黙々と食事をするだけではないので気をつけましょう

通夜振る舞いの案内があった場合は極力参加するようにしましょう。

通夜振る舞いの案内は僧侶が退場した後、喪主の挨拶と共にアナウンスされるため、
その指示に従うようにしましょう。

地域によってしきたりがあるので、その地域のしきたりに合わせるのが良いでしょう。

通夜振る舞いに参加される場合は、お箸をつけることが供養になるとされているため、
必ず一口でも頂くのがマナーになります

時間は大体1時間程度行われますが、
故人や遺族と親しい間柄でない場合はあまり長居をせずに、
30分程度で退席するのが良いでしょう。

通夜振る舞いを辞退する場合
どうしても通夜振る舞いに参加することができない場合には、
遺族や世話役の人たちに通夜振る舞いを辞退する事を告げて挨拶し、
目立たないように退席します。

ただし、それでも重ねてお願いされた場合には一口でも箸を付け、
その後タイミングをみて挨拶をし退席
します。

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挨拶例文


お通夜
一口にお悔やみの言葉といっても、実際にはなんて言ったらいいのかわからない

そんな風に思っている方もいらっしゃると思いますので、解説をしていきます。

忌み言葉


忌み言葉とは、不幸が続く事を連想させる言葉のことです。

例えば、「重ね重ね」や「度々」といったように、
繰り返しを連想させるような言葉は避けるようにしましょう。

また、宗教によっては忌み言葉も変わってきますので、注意が必要です。

お悔やみの言葉


お悔やみの言葉としては、

「この度は誠にご愁傷様でございます。」
「心からお悔やみ申し上げます。」
「心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
「お悔やみの申し上げようもございません。」
「本当に残念でなりません。」

などが一般的な挨拶となりますが、故人にお世話になった場合は異なってきます

例えば、

「○○様のご生前は大変お世話になりました。」
「頂いたご恩をお返しできないうちにお亡くなりになられ、誠に悔やまれてなりません。」

といったように、故人に生前お世話になった場合には、その旨を伝えてあげると良いでしょう。

病気で亡くなられた場合には、

「先日○○様にお目にかかったおりには、あれほどお元気でいらっしゃいましたのに、
急にお亡くなりになられて残念でなりません。」
「○○様のお見舞いにも伺えないうちにお亡くなりになられて、誠に心残りでございます。」

といったように、お見舞いに行けた場合と行けなかった場合で使い分ける事がポイントです。

事故や事件に巻き込まれ亡くなられた場合、

「突然のできごとでさぞかしお嘆きのことでしょう。」

という形でお声かけするのがベストです。

また、若い方が亡くなられた場合には、

「○○様は将来をとても期待されていた方でしたのに」
「これからという時にお亡くなりになられ」

など、将来を絶たれてしまった事をお悔やみすると良いでしょう。

それぞれの状況にあわせ、不自然のないように
一般的なお悔やみの言葉と組み合わせて使用すると良いでしょう。

香典について


香典
香典っていくらぐらい包めばいいの?

香典袋って沢山あるけど、どれを使えばいいのかわからない。

なんて方の為に香典の金額や香典袋について解説いたします。

香典袋について

蓮の花が描かれている香典袋は仏教用になります。

ユリの花や十字架ののし袋はキリスト教式です。

相手の宗教がわからない場合には無地の香典袋を利用すると良いでしょう。

無地の香典袋は基本的にどの宗教でも使えます

金額による香典袋の種類
香典袋は香典の金額に応じて選ぶのが作法となります。

香典の金額      香典袋の種類


3千~5千円     水引きが印刷された略式香典袋


1万~2万円     白黒の水引きをかけたもの等


3万~5万円     高級和紙に銀の水引きをかけたもの等


10万円       さらに手の込んだ装飾が施されているもの

上の表の金額と袋の種類はあくまでも一例ですので、
高額になるほどのし袋もそれに合わせた高級感のあるものを使用するようにすると良いでしょう。

基本的に1万円以上の場合は実物の水引きがかかっているものを選ぶのが良いです。

香典の金額
故人との関係によって金額も異なってきます。

故人との関係         金額の相場


祖父母            10,000~


親              100,000~


兄弟姉妹           50,000~


おじ・おば          10,000~


上記以外の親戚        10,000~


職場・取引先関係       5,000~


友人・その家族        5,000~


隣人・ご近所         5,000~


その他            5,000~

親戚は10,000円~、親戚以外は5,000円~が一般的とみて良いでしょう。

多くは出せないが少しでも力になれれば・・・。
という気持ちで少額の香典を渡すのは避けたほうが良いです

通夜料理と香典返しで遺族にとっては負担となってしまいますので、
3000円以下は避けるようにしましょう


また、自分の年齢や地域・付き合いの程度によっても包む金額は変わってきますので、
わからない場合は身近な人に相談してみるといいかもしれません。


最後に

お通夜の流れや挨拶の例などをご紹介させていただきました。

お通夜といっても、ただ参列すればいいという訳ではありませんね。

  • お通夜の流れやマナー
  • お悔やみの挨拶
  • 香典の金額や袋の種類

この3つをしっかりと理解しておけば、いざという時に焦らなくて済みます。

お通夜のマナーとして、お悔やみの挨拶に忌み言葉を含まないよう、十分気をつけましょう。

また、宗教によってマナーも異なりますので、
それぞれの宗教に合わせたスタイルで参列するようにしましょう。

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