「痩せたい」という病的な願望から、「過食嘔吐」を繰り返している方も少なくありません。


過食嘔吐は、まさに心身共にボロボロな状態


そのため、過食嘔吐を繰り返している方の中には、過食嘔吐を「やめたい」「克服したい」と思っている方も多いといいます。


では、どのようにすれば克服することができるのでしょうか。


過食嘔吐をやめたい方へ向けて、克服方法のポイントをご紹介します。


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過食嘔吐とは?



 肉料理

過食嘔吐とは、一度に大量の食べ物を食べた後に自発的に嘔吐し、食べたことをなかったことにしようとする状態のことを言います。



「痩せたい」
「痩せていなければならない」
「太りたくない」
「太ってはいけない」



など、外見への病的なまでの強い願望に支配されるところから起こる場合が多いです。


病気の1つとして扱われることもあるのですが、過食嘔吐自体は病気ではなく、摂食障害に伴う症状の1つです。


「過食」という言葉がついているので、「過食症の症状」とも捉えられがちなのですが、拒食症でも過食嘔吐の症状が出ることがあります。


過食症においては、食べたものを自発的に排出しようとする「排出型」、そして排出型の中でも嘔吐によって排出する状態が過食嘔吐の状態です。


また、拒食症においては、拒食による飢餓状態から一時的に過食し(むちゃ食い)自発的に排出しようとする「むちゃ食い排出型」、そしてむちゃ食い排出型の中でも、嘔吐することによって排出する状態が過食嘔吐の状態です。


デメリットだらけの行為



過食嘔吐は、正常な身体の働きを阻害する、身体に大きな負担をかける行為です。


過食嘔吐を繰り返すことによって、「インスリン」の分泌異常が起こったり、胃酸の逆流で病気やガンになったりすることもあります。


「痩せたい」という願望に反して、栄養不足の状態が太りやすい体質へと体質を変化させてしまうこともあります。


また、嘔吐自体のストレスや過食嘔吐をしてしまった罪悪感のストレスなど、いくつもの心理的ストレスが一気にのしかかってきます。


心身共に背負うデメリットは計り知れません。


過食嘔吐を克服するきっかけは人それぞれ



夕陽と手をつなぐカップルのシルエット


「過食嘔吐を克服したい」と考えている方は非常に多いです。


では、実際に過食嘔吐を克服した、または克服に向かっているという方が「克服しよう!」と思うきっかけとなったのは、どのようなことなのでしょうか?



・実家に帰ってストレスから解放された
・過食嘔吐を忘れるくらいの趣味ができた
・結婚や同棲を始めたことで常に他人がそばにいて、過食嘔吐をすることができない状況になった
・大切なパートナーができて気持ち的に安定した
・子育てに追われて過食嘔吐どころではなくなった
・体調を崩すことが多くなった
・お肌の調子が悪くなった
・過食嘔吐に関する本やホームページを見て恐怖を感じた
・太っていても堂々としている人を見て、体型のことがどうでもよくなった
・体型を気にするよりも、健康でいることのほうが価値があると思い始めた



見ての通り、克服しようとするきっかけは人それぞれ。


こういった、自分の置かれている環境が変わったことや、過食嘔吐を繰り返している現状に対する恐怖心考え方の変化などがきっかけで、「過食嘔吐を克服しよう!」と思う方が多いようです。


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過食嘔吐の克服方法のポイント~身体のケア~



では、過食嘔吐の状態を克服するためには、どのようなことをしていけば良いのでしょうか?


過食嘔吐の克服方法のポイントをご紹介します。


飢餓状態を改善させる



過食嘔吐を繰り返している身体は、栄養が不足した「飢餓状態」に陥っています。


飢餓状態に陥ると、脳は「ご飯を食べて!」「栄養を摂って!」という指令を出すため、食欲が高まり食べ物に脳が支配されるようになります。


この状態が次の過食行為を招くので、栄養バランスがとれた食事を心掛けて飢餓状態を改善していく必要があります。


栄養素の不足分を補う意味では、サプリメントを利用するのもオススメです。


血糖値の急激な上昇を抑える



過食によって急激に血糖値が上がると、血糖値を下げるための「インスリン」という物質も大量に分泌されることになります。


そしてインスリンの大量分泌の影響を受け、急激に上がった血糖値は、今度は急激に下降します。


血糖値が急激に下降することで「低血糖」の状態に陥り、強い空腹感が現れて食欲が増加次の過食行為を招きます。


ですから、血糖値の急激な上昇を抑えるためには、糖質を抑えた食事を心がける必要があります。


身体に負担のかからない吐き方をする



過食嘔吐は1日2日でなくなるものではありません。


過食嘔吐を克服していく上では、身体に負担のかからない吐き方をしながら克服していく必要があります。


身体に負担のかからない吐き方としては、



・吐きやすい食べ物を食べる
・水分をたくさん摂る


ということから始め、腹筋を使って吐く「腹筋吐き」をしましょう。


そして、嘔吐の際に逆流してくる胃酸から身体を守るためには、吐き終わった後に口腔内や食道に残った胃酸を薄めることも必要です。


口腔内はうがいで、食道は水を飲んで水を吐く「すすぎ」という行為か、水を飲みましょう。



過食嘔吐の克服方法のポイント~心のケア~



心を込める日本人女性

なるべくストレスを溜めないようにする



過食嘔吐に苦しんでいる方の多くは、溜まったストレスを発散することができず、自分1人で抱え込んでしまう傾向があると言われています。


ストレスをゼロにすることはできませんが、少しでもストレスを溜めないようにすると同時に、上手にストレスを解消していくことが求められます。


ストレスを溜めないようにするためには、好きなことにとことん打ち込んでも良いですし、運動をしたり、プラス思考に物事を考えるようにしたりと、できることはたくさんあります。


また、たくさん笑うようにしたり、あえて感動するようなドラマや映画などを見て泣いたりするのも、ストレスを発散する方法としてオススメです。


自分を許してあげる



過食嘔吐に苦しんでいる方は「完璧主義」「真面目」「いい人」である傾向が強いです。


つまり、ことあるごとに自分を責める「自分に厳しすぎる」傾向があり、自分に厳しすぎるがゆえに、過食嘔吐をしている自分自身を強く責めてしまい、そのまま状態が悪化の一途をたどることもあります。


ですから、ありのままの自分を受け止めてあげると同時に、自分自身を許し、甘やかしてあげてください。


食べることを楽しむ



過食嘔吐は、一言で言えば「ストレス発散のための行為」です。


ということは、過食嘔吐の方は「食べることを楽しんでいない」ということになります。


親しい人とおしゃべりしながらおいしいものを食べるなど、食べることを「楽しいことなんだ」と再発見・再認識できるように工夫してみてください。


周りに頼る



「ストレスを一人で抱え込む傾向がある」という話をしましたが、過食嘔吐の方は一人でどうにかしようと思い、周りに頼らない傾向があります。


ですが、「周りに頼ってはいけない」ということは一切ありません。


一人で抱え込まず、苦しい時は「苦しい」、辛い時は「辛い」と言って、周りに頼りましょう。


なかなか周りの理解を得られないことも確かにありますが、理解を得られる日はいつか必ず来ます


病院で治療やカウンセリングを受ける



克服方法のポイントとして1番大事なことなのですが、過食嘔吐に悩んでいる方は精神科や心療内科を受診し、適切な治療やカウンセリングを受けることも必要です。


自力で克服することができた方も中にはいますが、「病院には行きたくない」と我慢し続けるほうが身体に毒な場合もあります。


精神科や心療内科には、過食嘔吐に関する専門的な知識を持ったスタッフがいます。


ですから、辛い時は病院を頼りましょう。


過食嘔吐のブログにヒントが!



過食嘔吐を克服したいと思っている方は、「過食嘔吐を克服した」「過食嘔吐を克服しようと頑張っている」という方のブログも読んでみてください。


皆さん、それぞれの方法で状態を改善・克服することができています


一般的に言われている克服方法を参考にしつつも、



「この方法は私に合っていた」
「この方法は私には合わなかった」
「この方法に私はこれをプラスした」


など、過食嘔吐に関するブログを読みながら、自分に合った克服方法を見つけるのです。


また、「この人も頑張っているから私も頑張って克服しよう」という気持ちにもなれますよ。


過食嘔吐を克服することは可能!



ここまでは、過食嘔吐をやめたい方へ向けて、「どのようにすれば克服することができるのか」という克服方法のポイントについてご紹介させていただきました。


実際に過食嘔吐を克服した方、過食嘔吐の状態が改善している方がいるということは、今過食嘔吐に悩んでいる方も過食嘔吐を克服することは可能です。


もちろん道は険しいと思いますが、過食嘔吐をやめたいと思っている方は是非、今回ご紹介させていただいた克服方法のポイントを参考にしながら頑張ってみてください。


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