暖かい時期に活動的になるのは、人間だけではないですよね。


「カナブン」も活動的になります。


このカナブン、虫が苦手な方はもちろんですが、大量発生すると虫が大丈夫な方でも非常に困りますよね。


もしカナブンが大量発生した時には、どのような方法で退治をすれば良いのでしょうか?


また、「幼虫のうちに退治するのがポイント」という虫も多いのですが、カナブンも同じように「幼虫」がポイントとなるのでしょうか?


カナブンの退治方法についてご紹介します。


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そもそもカナブンは退治が必要なの?



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「カナブンの退治方法」と聞いて、「カナブンって悪さをする生き物だっただろうか?」と思われた方もいらっしゃるはず。



そこで、まずは「カナブンは退治が必要な虫なのか」ということについて調べてみたところ…



実はカナブンは「退治が必要な虫ではない」ということが判明しました。



どうやら退治が必要なのは、カナブンに似た「コガネムシ」という虫のようです。


コガネムシとは?



コガネムシ

では、カナブンと間違われやすい「コガネムシ」とは、どのような虫なのでしょうか?


コガネムシとは、甲虫目コガネムシ科に属している昆虫のことで、ざっくり分類するとカブトムシやクワガタムシと同じ仲間です。


植物をダメにする虫である



「黄金虫(こがねむし)」という童謡がありますが、この童謡の中に「黄金虫は金持ちだ~♪」という歌詞があります。


この童謡の通りだと良い印象のある虫なのですが、実際のコガネムシはというと、植物をダメにしてしまう害虫です。


幼虫期には植物の根をかじってボロボロに、成虫期には植物の葉や花をかじってボロボロにしてしまいます。


大量発生する虫でもある…



コガネムシは、仲間の糞のニオイをかぎつけて集まってくる虫です。


そのため、コガネムシに糞をされた植物には、たくさんのコガネムシが集まってきて大量発生することもあります。


そして、大量発生するのは成虫だけではなく、幼虫も大量発生します。


幼虫は「1匹いれば10匹はいる」と言われているほど大量発生することも珍しくなく、大量発生した幼虫たちの姿は鳥肌モノです。


もし、生気を失ってグラグラしてきた植物の根っこの周りに、カブトムシの幼虫に似た小さなイモムシがいた場合、それはコガネムシの幼虫である可能性が高いです。


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コガネムシとカナブンの違い



「カナブンとコガネムシは似ている」というお話しをしましたが、コガネムシとカナブンはどう違うのでしょうか?


コガネムシの特徴




・全身が緑色で光沢がある
・全長は1.5cmほど
・頭部が丸い
・動きが素早い
・幼虫は植物の根を、成虫は植物の葉や花を食べて成長する


カナブンの特徴




・全身の色は茶・緑・青で光沢はない
・全長は2cmほどで、コガネムシよりやや大きい
・頭部がやや四角く角ばっている
・動きはコガネムシほど早くない
・幼虫は落ち葉を食べ、成虫は樹液を吸って成長する



害を及ぼす虫かどうか


カナブンとコガネムシの明らかな違いは、「害を及ぼす虫かどうか」という部分にあります。


カナブンは幼虫・成虫共に植物に害を及ぼすことはありませんが、コガネムシは幼虫・成虫共に植物に害を及ぼします。


そのため、成虫であれ幼虫であれ、発見したら退治する必要があるのです。


コガネムシの退治方法


 悩みこむショートヘアの女性

植物に害を及ぼすコガネムシ、どうすれば退治することができるのでしょうか。


コガネムシの退治は、基本的にはそのまま殺すのが良いのですが、抵抗がある場合は薬剤を使用します。


成虫のコガネムシに効果的なのは「スミチオン乳剤」「アクテリック乳剤」という名前の薬剤、そして幼虫のコガネムシに効果的なのは「オルトラン粒剤」「ダイアジノン粒剤」という名前の薬剤です。


乳剤は植物に散布、粒剤は土の上に撒いたり、土に混ぜたりして使用します。


植物をボロボロにされる前に退治しなければならないので、発見したらすぐに退治しましょう。


幼虫のうちに退治するのがポイント!


コガネムシは、幼虫のうちに退治するのがポイントです。


先ほどお話しした「オルトラン粒剤」「ダイアジノン粒剤」といった粒状の薬剤を土に混ぜると、土の中にいる幼虫を退治することができます。


また、こういった粒状の薬剤を土に混ぜておくと、植物が根から薬剤を吸収するので、葉や花を食べる成虫も退治することができます。


備えるなら「今」がチャンス!


今回は、カナブンと間違われやすいコガネムシの退治方法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?


コガネムシに限らず言えることではあるのですが、大量発生して被害が出てから退治するのでは、やはり大変ですよね。


コガネムシの大量発生に備えるのであれば、コガネムシがいない「今」がチャンスです。


是非参考にして下さいね。


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