妊娠中というのは、あらゆる感染症に気を付けなければならないわけですが、「インフルエンザ」もその1つです。



例年インフルエンザが流行する時期はまだ先のことですが、だからこそ今のうちに「もしインフルエンザにかかったら…」ということを知っておきましょう。



今回は、妊婦がインフルエンザにかかった場合に備えて、知っておくべき3つのポイントをご紹介します。

インフルエンザ

妊婦のインフルエンザは重症化しやすい



まず、妊婦さんに知っておいていただきたいのが、「妊婦のインフルエンザは重症化しやすい」ということです。


妊娠中というのは、


・つわりによる体力の低下
・免疫機能の低下
・心肺機能の低下



といった、言ってしまえば「妊娠していない時と比べて体が弱っている」といった状態です。


そのため、インフルエンザに感染しやすくなっている上に、感染した場合は重症化しやすくなっているのです。



もしインフルエンザにかかったら…



もし妊婦さんがインフルエンザにかかったらどうすれば良いのでしょうか。


知っておくべき3つのポイントは以下の3つです。



①早めに受診する



もし、妊娠中に高熱・のどの痛み・頭痛・咳・鼻水・倦怠感・関節痛などといった、インフルエンザが疑われる症状が出た場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。



タミフルをはじめとするインフルエンザ治療薬は、発症から48時間以内(2日以内)に服用することが推奨されています。



治療薬の投与が遅れてしまったことで重症化し、亡くなってしまうというケースも発生しています。



早めに対応することで重症化を防ぐと共に、赤ちゃんのことも守ることができますから、疑わしい症状が出た場合は早めに対応することを心掛けましょう。



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②受診する医療機関は「内科」



医療機関を受診する場合は、かかりつけの産婦人科ではなく、内科を受診しましょう。



なぜかというと、産婦人科を受診してしまうと、妊娠中により体が弱っている他の妊婦さんに感染を広げてしまう恐れがあるからです。



ですから、「もしインフルエンザにかかった場合はどこの内科を受診するか」ということを、今のうちから決めておくと安心です。



また、どうしても産婦人科でなければいけないという場合は、事前に「インフルエンザのような症状が出ている」ということを電話で伝えてから受診することをおすすめします。



事前に伝えておくことで、他の妊婦さんに影響がないように対応してくれる産婦人科もあります。



③安静にする



これは妊婦さんに限らず言えることですが、インフルエンザにかかった場合は安静にしているようにしましょう。



消化に良い食べ物と水分をしっかりと摂り、十分な睡眠を取るように心がけてください。



赤ちゃんへの影響はほとんどない



妊娠中のインフルエンザ感染となると、気になるのが「お腹の赤ちゃんへの影響」ですが、お腹の赤ちゃんへ悪影響が及ぶことはほとんどありません。



また、タミフルなどのインフルエンザ治療薬の影響が及ぶこともほとんどないとされているので、インフルエンザに感染したら、しっかりと処方された薬を服用し、安静にしていることが大切です。



一番はかからないようにすること



ここまで、「妊婦がインフルエンザにかかったら」ということで、知っておくべき3つのポイントをご紹介させていただきました。



「100%かからない」という妊婦さんは誰1人いないと思いますから、今回ご紹介させていただいた3つのポイントを覚えておいてください。



また、かかってからではなく、インフルエンザにかからないようにすることが一番ですから、「予防接種を受ける」「うがい・手洗いをする」「人混みを避ける」などといった予防も徹底するようにしてくださいね。


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