運動会や体育祭では、団体で挑む競技もたくさんありますよね。
その中でも、チームが一丸となって挑む「大縄跳び」は、終わった後に大きな感動が押し寄せてくるもの。
ただ、終わった後に悔しさが押し寄せてくる場合も少なくありません。
終わった後に悔し涙を流さないようにするためには、たくさん練習をして、飛び方次第では何回も飛べるような大縄跳びのコツを掴んでおかなければなりません。
今回は、そんな大縄跳びの練習方法やコツについてご紹介します。
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目次
大縄跳びとは?

大縄跳びとは、2人が縄を回し、複数人でその縄を飛ぶ競技のことを言います。
運動会や体育祭での競技として人気がある他、学校の休み時間に「遊び」として大縄跳びをしている子供たちも多いです。
最初から複数人が縦に並んで飛ぶ方法や、すでに回っている縄に入っていく飛ぶ方法など、様々な飛び方があります。
今回ご紹介させていただくのは、最初から複数人が縦に並んでいる状態から飛び始める大縄跳びに関してです。
飛び方次第で何回も飛べるの?
大縄跳びは、飛び方次第では何回でも飛べます。
ただ、飛び方だけでは回数を稼ぐことができません。
飛び方ももちろん大事なのですが、飛び方よりも大事なのは「縄の回し方」にあります。
つまり、そのチームに2人いる「大縄を回す役割の人」の縄の回し方が、大縄跳びの結果を大きく左右するのです。
大縄跳びのコツ【回す人編】

まずは先に、大縄跳びの結果を大きく左右する「縄を回す人」に向けたコツからご紹介します。
縄を回す人に向いているのは?
大縄跳びでは、「縄を回す人」を選出しますが、縄を回すのに向いているのは、
足腰が丈夫
力が強い
運動が得意
この条件を満たしている人です。
全身を使って回す必要があるので、この3つの条件を満たした体格の良い人が、縄を回す人に向いています。
縄の持ち方
縄を持つ時は、片手で持つと縄がたるんでしまいやすいので、両手で持ちましょう。
棒を持つような感じで、両手の間隔を少し離して持つのがコツです。
そして縄は、縄の真ん中あたりが少し地面につく程度にセットします。
回す時のフォーム
縄を回す人のフォームですが、足は肩幅よりもやや広く開きます。
そして、地面を踏ん張るようにして立つと回しやすいです。
縄を回す時のコツ
縄を回す時のコツとしては、
膝を使って回す
縄がたるまないように回す
この2点です。
縄を回す時は、「縄が上に来る時は立ち、縄が下に来る時はしゃがむ」といった感じで、膝を曲げて全身を使って回しましょう。
また、縄がたるんでしまうと飛びづらく、引っかかりやすくもなってしまうので、なるべく縄がたるまないようにして回しましょう。
縄を回す人は先ほどの2点に気をつけながら、飛ぶ人たちが飛びやすい回し方ができるように練習しましょう。
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大縄跳びのコツ【飛ぶ人編】

では次に、「大縄跳びで飛ぶ人」に向けたコツをご紹介します。
並び方に注意
大縄跳びに関してよく言われているのが、
端に行けば行くほど高く飛ばなければならないから、大縄跳びが苦手な人は真ん中に並ばせたほうが良い
という話。
実はこれ、間違いなのです。
真ん中は地面に当たった縄の跳ね返りが激しい部分であるため、真ん中に大縄跳びが苦手な人を並ばせてしまうと、余計にひっかかりやすくなってしまいます。
理想的な並び方としては、縄の左端から順に見ていくと、以下のような並び方になります。
①大縄跳びが得意で小柄な人
②大縄跳びが苦手な人
③大縄跳びが得意で高身長の人
④大縄跳びが苦手な人
⑤大縄跳びが得意で小柄な人
横から見ると、大きな弧を描いているような感じになります。
膝を曲げて跳ぶ
大縄跳びでよく見られるのが、体が真っ直ぐな状態で真上に飛んでいる人です。
実はこの飛び方はNG。
体を曲げずに真上に飛ぶよりも、膝を曲げることを意識した飛び方をしたほうが地面との間隔が作りやすくなります。
簡単にいうと、頭の位置を変えずに飛ぶということです。
このような飛び方をすることで、縄に引っかかりにくくなります。
練習の段階から、頭の位置を変えないような飛び方で飛ぶことができるように練習すると良いでしょう。
全員で掛け声を揃えよう
大縄跳びでは、飛ぶ人回す人に関係なく、全員で掛け声を揃えると良いでしょう。
まずは回す人が「せーの!」と声を出した後、飛び始めてからは
「いーち!にー!さーん!しー!ごー!」
といった感じで、全員で声を出して数を数えながら飛びましょう。
チームの団結力が問われる大縄跳び
ここまで、大縄跳びの練習方法やコツについてお話しさせていただきましたが、いかがでしたか?
大縄跳びでは、そのチームの団結力が問われます。
練習から本番にかけて団結力を強くしていけば、たくさんの回数を飛ぶことは夢ではないと思います。
他のチームに負けないくらいの回数を飛ぶことができるように、頑張ってみてくださいね。
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