生まれて間もない赤ちゃんが、お父さんお母さんのお手伝いを必要としていることはたくさんありますが、「ゲップ」もその1つです。


そこで今回は、赤ちゃんのゲップの出し方と、吐く場合の対処法についてお話ししたいと思います。

赤ちゃん ゲップ

赤ちゃんは自力でゲップ出すことができない



大人であれば自然と出てくるゲップなのですが、赤ちゃんの場合はまだ自力でゲップを出すことができません。


その上、赤ちゃんはミルクを飲みながら呼吸することもできてしまうために、ミルクと一緒にたくさんの空気を胃の中に摂りこんでしまいます。


そのため、ゲップを出してあげないと、胃に摂りこまれた空気のせいてミルクを吐いたり、お腹が圧迫されたりする場合があります。



いつまで手伝ってあげるの?



赤ちゃんは、首が座れば自力でゲップを出すことができるようになるので、お手伝いをしてあげるのは、首が座るまでになります。


早い子であれば生後3か月頃、平均すると生後5~6か月頃には首が座るので、ゲップをお手伝いしてあげる必要はなくなります。



赤ちゃんのゲップの出し方



「ゲップをうまく出してあげることができない」と悩む親御さんも多いです。


ゲップの出し方には、「縦に抱く方法」と「前かがみに抱く方法」の2通りがあり、赤ちゃんによって向いている方法が変わってきます。


縦に抱く方法



赤ちゃんの胸とお母さんの肩が触れるように抱いて、背中を下から上に向かう形でさすります。


前かがみに抱く方法



お母さんの右膝に赤ちゃんを横向きで座らせて、赤ちゃんがお母さんの左腕に軽くもたれかかるような姿勢にし、右腕で背中をさすります。



吐く場合の対処法は?



赤ちゃんは、ゲップをさせなかった場合は当然ですが、ゲップをしたにも関わらずミルクを吐いてしまうことや、ゲップと共にミルクを吐いてしまうことがあります。


もしミルクを吐いてしまった場合は、濡らしたガーゼでしっかりと拭いてあげましょう。


特に首回りは、シワになっている部分にも吐いたミルクが入り込んでしまって不衛生なので、首回りのシワは念入りに拭いてあげてください。


そして、着ていた洋服についてしまった場合は着替えさせてあげてください。



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赤ちゃんが吐くのは仕方がない



赤ちゃんがミルクを吐くのは仕方のないことです。


特に生後1~3か月の赤ちゃんは、胃が未発達であり、トックリのような形をしているので吐きやすいです。


そして、満腹中枢も未発達であるため、ミルクを飲み過ぎてしまうこともしばしばあります。


ですが、ミルクを吐いても機嫌が良かったり、体重が1日に30g前後増えているようであれば、問題はありません。


ミルクを吐かないようにするためには…



赤ちゃんがミルクを吐かないようにするためには、次のような工夫も必要です。



・頭の位置を高くして横向き(右側を下)にして寝かせる
・ゲップを何度も出してあげる
・ゲップをせかさない(背中を強く叩かない)
・哺乳瓶の角度に注意する(理想の角度は赤ちゃんから見て90°の角度)
・一度にたくさん飲ませない
・ほ乳瓶の飲み口を変えてみる



こんな時は気を付けて



赤ちゃんは吐きやすいものではあるのですが、病気が潜んでいる場合もあります。


例えば、



・肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)
・噴門弛緩症(ふんもんしかんしょう)
・胃軸捻転症(いじくねんてんしょう)
・腸重積(ちょうじゅうせき)
・逆流性食道炎
・急性胃腸炎
・便秘



などといった病気があります。


このような病気の場合、



・噴水のように勢いよく嘔吐する
・体重は増えない
・何度も嘔吐を繰り返す
・吐物の色が黄色や緑色をしている
・おしっこの量や回数が減る
・血便を伴う
・ぐったりしている
・機嫌が悪い
・顔をしかめる
・唸る
・激しく泣きじゃくる



などといった症状がみられることがあるので、早急に医療機関を受診しましょう。


ミルクを吐くのは生理現象



ここまで、赤ちゃんのゲップの出し方やミルクを吐く場合の対処法についてお話しさせていただきましたが、いかがでしたか?


赤ちゃんがミルクを吐くのは、まだ体のつくりが未熟であるからこそ起こる「生理現象」のようなものですから、明らかに異常な吐き方をしなければ、心配はいらないと思います。


また、ゲップを手伝ってあげるのもほんの数か月間だけですから、「ゲップが出ない」と言って、ストレスを溜めてしまわないようにしてくださいね。


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