母乳育児をされているお母さんにとって、「母乳はいつまであげるべきなのだろうか…」という疑問が付きまとっているのではないでしょうか?



そこで今回は、「母乳はいつまであげるべきか?」ということについてお話ししたいと思います。



また、母乳育児をしていく中で発生しやすい「母乳が止まる」というトラブルの原因についても併せてご紹介します。

母乳

そもそも母乳はいつまで出るの?



基本的に母乳は、赤ちゃんがおっぱいを吸い続ける限り出ます。



赤ちゃんがおっぱいに吸い付く刺激によって、母乳を生成するホルモンの「プロラクチン」、そして母乳を早く運ぼうとするホルモンの「オキシトシン」の、2つのホルモンが活発になります。



つまり、卒乳か断乳のいずれかのタイミングを機に赤ちゃんがおっぱいを吸わなくなると、徐々に分泌されなくなっていきます。



個人差はありますが、母乳をあげることをやめてから1か月~1年くらいで母乳の分泌はストップします。



母乳はいつまであげるべきか?




離乳食初期では、まだ食事から十分な栄養を摂ることはできませんが、離乳食が完了する1歳~1歳半頃になると、食事の回数が1日3回になり、大人と同じものが食べられるようになってきます。


そのため、徐々に母乳から栄養を摂る必要はなくなってきます。



ですから、目安としては離乳食後期から離乳食完了期までは、母乳をあげても問題はありません。


「早い」「遅い」は関係ない



卒乳や断乳の時期に「早い」「遅い」は関係ありません。



以前は母乳育児をするお母さんに対し、「生後10ヶ月~1歳頃には卒乳させる」という指導がされていましたが、現在はそのような指導は行われていません。


離乳食を食べるようになると、自然と授乳回数は減ってくるものですから、「仕事に復帰する」「病気などの影響で母乳育児を辞めざるを得なくなった」などといったやむを得ない場合を除いては、自然に卒乳できるまでは母乳をあげても良いと思います。



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母乳をやめた後は…



授乳している時間というのは、赤ちゃんとお母さんにとって大切なスキンシップの時間でもあります。


つまり、母乳をやめるとスキンシップの時間がなくなってしまうので、別のタイミングでスキンシップを取る時間を作ってあげましょう。


おっぱいのケアも大切!



母乳の分泌は徐々に減っていきますが、完全に止まるまでの間は、乳腺に母乳が詰まることによって発生する「乳腺炎」という病気に注意しなければなりません。



乳腺炎を予防するためには、おっぱいを優しくマッサージする、時々母乳を絞り出すなどといったケアが必要です。


母乳が止まる原因は?



では次に、母乳が止まる原因についてお話ししていきたいと思います。



まだ母乳をやめることを考えていないのにも関わらず、母乳が止まってしまうと不安になりますよね。



母乳が止まってしまう原因としては、次のようなものがあります。



・ストレス
・疲労
・冷え性
・肩こり
・水分不足
・栄養不足
・薬の服用
・貧血
・ホルモンバランスの乱れ
・睡眠不足
・授乳の間隔が長い
・赤ちゃんが正しく吸えていない

など…



見ての通り、原因は1つ2つではなくたくさんあります。



健康的な生活を送ることが大切



母乳が止まってしまうのを防ぐためには、健康的な生活を送るということが何よりも大切です。



子育てをしていると生活が不規則になりがちではあるのですが、十分な栄養と水分を摂り、休める時にはしっかりと休んで、無理のない程度で健康的な生活に近づけるようにしましょう。


母乳をやめるタイミングは人それぞれ



ここまで、「母乳はいつまであげるべきか?」、そして「母乳が止まる原因」についてお話しさせていただきました。



母乳をやめるタイミングは人それぞれですから、周りの意見に左右される必要はありません。



また、母乳が止まる原因に関しては、いくつもの原因が合わさって母乳を止めてしまっていることもあるので、原因をしっかりと突き止める必要があります。



当記事が、母乳育児をされているお母さんたちの参考になれば幸いです。



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