書類を書いていて間違ってしまったこと、ありますよね。


シャーペンや鉛筆の下書きの段階だったり、修正ペンを使うことができたりする書類であれば消して書き直すことができるのですが、そうもいかない書類もありますよね。


改ざんを防ぐ観点から修正ペンの使用が禁止されているがゆえに、ぶっつけ本番で書かなければいけない書類などもあります。


例えば、婚姻届・履歴書・確定申告書など、間違った部分を訂正する場合に「訂正印」が必要になる書類も多いです。


そこで今回は、婚姻届・履歴書・確定申告などの書類を書く際に役立つ、訂正印の押し方のポイントを3つご紹介します。


スポンサードリンク



「訂正印」とは?



ママ

訂正印とは、婚姻届・履歴書・確定申告などの重要な書類や契約書などに間違った記載をしてしまった場合に必要となる印鑑のことを言います。


実際にその書類や契約書の中で使用した印鑑を「訂正印」として使用する場合が多いのですが、一般的な印鑑よりもサイズが小さい、訂正専用の印鑑を使用する場合もあります。


この少し小さな印鑑のことも「訂正印」と呼びます。


間違った記載を修正した後に訂正印を押すことによって、間違いを修正したことを証明することができます。



訂正印は重要な役割を果たしている


訂正印は、前述している通り「間違いを修正した」ということを証明する重要な役割を果たしますが、他にも「誰がその間違いを修正したのか」ということも同時に証明する役割も果たします。


また、2人以上が関わっている書類に関しては、修正した人自身の訂正印だけではなく、関わっている他の人たち全員が捺印を押すことで、「修正を確認した」ということを証明する役割も果たしてくれます。


間違った訂正印は意味がない!


訂正印というのは、正しい押し方をして初めて意味を成すものです。


それゆえに、書類や契約書などを書く機会を避けることができない社会人は、社会人のマナーとしても訂正印の押し方をしっかりと覚えておく必要があるのです。


訂正印を押す回数に制限はないけれど…


基本的には、1枚の書類につき何回も訂正印を押すことができます。


先ほど挙げたような婚姻届・履歴書・確定申告書などの書類に関しては、訂正印ばかりでは受け取った側としては見づらくなります。


そのため、訂正印をなるべく押さなくても済むようにと、間違った時に備えて何枚か書類を確保している方も多いです。



スポンサードリンク



訂正印を押す場面



印鑑と朱肉

訂正印を押す場面というのは、主に


訂正(間違いを修正する)
削除(文字を削除する)
追加(文字を追加する)


の3つです。


訂正のやり方


間違った部分を訂正する場合は、訂正したい部分の文字の上に二重線を引きます。


そして、その文字の上の余白に訂正印を押し、右側に正しい記載をします。


削除のやり方


文字を削除する場合は、削除したい文字の上に二重線を引き、その文字の上の余白に訂正印を押します。


それから、訂正印を押した右側に「削除○文字」「抹消○文字」と、削除した文字数を記載します。


追加のやり方


文字を追加する場合は、追加したい部分に「V」「<」といったわかりやすい印をつけ、その文字の上の余白などに訂正印を押します。


それから、訂正印を押した右側に「加入○文字」「挿入○文字」「加筆○文字」と、追加した文字数を記載します。


訂正印の押し方のポイント3つ



ワンポイントアドバイスするビジネスウーマン

ポイント①単語単位で修正してから訂正印を押す



例えば「神奈川県横浜市」と記載したかったのに、誤って「神奈川県横浜氏」と記載してしまった場合、修正したい部分は「氏」だけです。


ですが、単語単位で修正するのが望ましいので、この場合は「横浜氏」という単語すべてに二重線を引いてから訂正印を押すのがポイントです。


修正したい部分のみの修正・訂正印でも間違いではないのですが、単語単位で修正したほうがわかりやすいです。



ポイント③金額を修正する場合は赤ペンで


「単語単位」が関係ない金額ですが、金額を修正する場合も同様です。


その金額全てに二重線を引いて修正してから、訂正印を押します。


この時、「¥」や「$」といったマークも修正個所に入れ、数字の後ろには「-」と記載しましょう。



【訂正後の例】
¥300,000-



ポイント③訂正印は二重線の上の中央に押す


先ほど「文字の上の余白に訂正印を押す」というお話しをしましたが、文字の上に余白がない場合は、二重線を引いた上に重ねるように訂正印を押しても問題ありません。


この時、訂正印は二重線の上の中央に押すのがポイントです。



社会人としてのマナーでもある



今回は、婚姻届・履歴書・確定申告などの書類を書く際に役立つ、訂正印の押し方のポイントを3つご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?


「訂正印を押す」という場面に直面せずに済むのが一番ではあるのですが、人間誰しも書き間違いをしてしまうものです。


重要な書類だと、緊張してしまってなおさら書き間違いをしやすくなります。


でも、訂正印の押し方さえ分かっていれば、書き間違いをしても慌てずに対処することができると思います。


訂正印の押し方を覚えておくことは、社会人としてのマナーのひとつでもあるので、是非これを機に覚えておいていただければと思います。


スポンサードリンク