大人になると、法事に出席する機会が増えますよね。


「法事に出席する機会が増える」ということは、「法事のマナーも、大人の常識として知っておかなければならない」ということになります。


ところが、法事のマナーが細かいこともあってか、意外と知られていないマナーもあります。


そこで今回は、意外と知らない大人の常識である、「法事で知っておくべきマナー」を5つご紹介したいと思います。


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法事の日程


まずは先に、法事の日程からご紹介します。


一般的に「法事」と呼ぶのは、次のような日程で行われる供養のことを言います。



【四十九日(七七日・なななぬか)】 亡くなってから49日目
【百か日(ひゃっかにち)】 亡くなってから100日目
【一周忌】 亡くなってから満1年
【三回忌】 亡くなってから満2年
【七回忌】 亡くなってから満6年
【十三回忌】 亡くなってから満12年
【十七回忌】 亡くなってから満16年
【二十三回忌】 亡くなってから満22年
【二十七回忌】 亡くなってから満26年
【三十三回忌】 亡くなってから満32年



法事のマナー①服装



喪服姿の夫婦

法事の服装というのは、「何回忌の法事なのか?」「遺族側・参列者側のどちらなのか?」という部分で変わってきます。


実はこの服装のマナー、若い方を中心に知らない方が多いのです。


一回忌までの服装



【遺族側】
男性→ブラックスーツ
女性→黒のスーツ・ワンピース・アンサンブル(ブラックフォーマル)

【参列者側】
男性→ブラックスーツ
女性→黒のスーツ・ワンピース・アンサンブル(ブラックフォーマル)


三回忌の服装



【遺族側】
男性→ブラックスーツ
女性→黒のスーツ・ワンピース・アンサンブル(ブラックフォーマル)

【参列者側】
男性→ダークスーツ
女性→ダークカラーのスーツ・ワンピース・アンサンブル



三回忌以降の服装




【遺族側】
男性→ダークスーツ
女性→ダークカラーのスーツ・ワンピース・アンサンブル

【参列者側】
男性→ダークスーツ
女性→ダークカラーのスーツ・ワンピース・アンサンブル



いずれの服装も、「胸元が開いた服装」や「生足」などの肌の露出は避け地味な服装を心がけましょう。



法事のマナー②小物類



「そんなに細かい部分まで…」と思う方もいるかもしれませんが、身につける小物類にもマナーがあります。


小物類と言えば、


・バック
・ベルト
・時計
・ネックレス
・イヤーアクセサリー(ピアス・イヤリングなど)
・ヘアアクセサリー



といったものが挙げられますが、基本的には地味で光沢が少なく、黒っぽいものを選ぶようにするのがマナーです。


こんな小物類はNG



光沢が強いもの
ゆらゆら揺れるイヤーアクセサリー
ダーク系カラーではないヘアアクセサリー
アニマル柄のもの
動物の毛や皮を使ったもの


こういった小物類はマナー違反となるので、気を付けてください。


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法事のマナー③宗教で違う香典袋の表書き



香典袋

法事と言えば、「香典」を包んで持参しますよね。


香典袋の表書き、実は相手方の宗教によって違ってきます。



【仏教の場合】御仏前・御香料・御供物料・御供花料
【神道の場合】御玉串料・御供物料・御榊料
【キリスト教の場合】お花料・御供物料・御ミサ料(カトリックの場合)


「御供物料」は宗教に関係なく使うことができます。


相手方の宗教を把握しておくのが一番ですが、もしも相手方の宗教がはっきりとわからない場合は「御供物料」の表書きで香典を包むと良いでしょう。


法事のマナー④焼香


お焼香のマナーも、意外と知られていない法事のマナーの1つです。


「周りの人と同じようにすれば良い」と思っている方が多いことの表れではないかと思います。


次からは堂々とお焼香ができるように、マナーをしっかりと覚えておきましょう。


お焼香のやり方



お焼香は仏式の法事で行われるものですが、仏教の宗派によって微妙に変わってきます。


ただ、大体はどの宗派のお焼香もやり方は同じです。



①順番が回ってきたら、焼香台の少し手前まで移動する
②遺族に向かって一礼をする
③一歩焼香台に近付いてから、今度は遺影に向かって一礼をする
④右手の親指・人差し指・中指の3本の指で抹香をつまむ
⑤目を閉じて、抹香をつまんだ手を眉間の前まで上げる
⑥香炉に抹香をくべる
(宗派によっては④~⑥の手順を数回繰り返します)
⑦焼香を終えたら、遺影に向かって合掌してから一礼をする
⑧焼香台から一歩下がり、今度は遺族に向かって一礼をする



法事のマナー⑤欠席する場合



土下座で謝る女性

基本的に法事は、招待されたら出席するのがマナーです。


「先に予定を入れていたから」という理由は、基本的には無しになります。


ただ、お仕事などの都合でやむを得ず欠席する場合は、早めに「欠席する」という旨を伝えましょう。


そして、お詫びの手紙と共に香典やお供え物を送りましょう。


法事のマナーは必ず知っておこう



ここまで、意外と知られていないけれど人の常識である、法事で知っておくべきマナーを5つご紹介させていただきました。


確かに法要・法事というのは、頻繁に出席する機会が訪れるというわけではありません。


ただ、法事のマナーを知っておくことは、「大人としての常識」です。


法事のマナーを知らずに恥ずかしい思いをしてしまった方はもちろん、「まだ恥ずかしい思いはしていない」という方も、法事のマナーを身につけて今後に活かしていただければと思います。


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