七回忌の法要・法事の場では、「施主」としての役割を担わなければならない方がいるわけですが、いざ施主の立場になった時、「何て挨拶をすれば良いのだろうか」と戸惑ってしまう方も少なくありません。


もし、施主としての役割を担った場合、どのような挨拶をするのが適切なのでしょうか。


今回は七回忌の挨拶について、挨拶の例文を使って、押さえておくべきポイントを3つご紹介します。


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挨拶をするタイミングは?



数珠

そもそも、施主が挨拶をするタイミングはいつなのでしょうか。


七回忌の法要・法事において、施主が挨拶をしなければならないタイミングは次のタイミングです。


①冒頭の挨拶


まず1番最初に挨拶をしなければならないのは、法事・法要の開始前の冒頭の挨拶です。


僧侶による読経の前に行います。


②中締めの挨拶


次に挨拶をしなければならないのは、僧侶の読経が終わった後の中締めの挨拶です。


中締めの挨拶は、「その後に会食(お斎)があるかどうか」で変わります。


そのため、会食がない場合は、このタイミングでする挨拶が「締めの挨拶」となります。


③会食開始前の挨拶


中締めの挨拶の次にしなければならないのは、出席者一同がそろった会食を開始する前の挨拶です。


献杯(けんぱい・別でいう乾杯のこと)がある場合とない場合とで、挨拶の内容は微妙に変わります

④会食終了前の挨拶(締めの挨拶)


この日最後の挨拶となるのが、会食を終了を告げる締めの挨拶です。


お土産がある場合とない場合とで、挨拶の内容を少し変える必要があります。


七回忌の挨拶のポイント3つ



七回忌の挨拶のポイントとしては、最低でも次の3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。



①参列していただいたことに対する感謝の気持ちを述べる
②故人のことに触れる
③改めて今後の支援をお願いする



これら3つのポイントを押さえておくと、シンプルながらもしっかりとした挨拶文を作ることができます。


3つのポイントを意識してほしいのは?



先ほどご紹介した七回忌の挨拶の3つのポイントですが、このポイントを意識してほしいのは、


中締めの挨拶
会食開始前の挨拶
会食終了前の挨拶


の3つになります。


要は「冒頭の挨拶以外での挨拶で意識しましょう」ということです。


冒頭の挨拶例文


ではここからは、七回忌の挨拶の例文をご紹介していきます。


まずは、七回忌の法要の前にする、冒頭の挨拶の例文をご紹介します。



本日はご多忙中にも関わらずお集まり下さいまして、誠にありがとうございました。

それではこれより、「亡き父○○」七回忌の法要を始めさせて頂きます。

(それではご院家様、よろしくお願いします。)

※カッコ部分を省略する場合は、僧侶に向かって黙礼をしてください。



※冒頭の挨拶は、先ほどの3つのポイントを全て意識する必要はありませんが、参列していただいたことに対する感謝の気持ちは必ず挨拶に入れましょう。


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3つのポイントを踏まえた挨拶例文




喪服姿の夫婦


次に、先ほどご紹介した3つのポイントを踏まえた、中締めと会食の場面での挨拶の例文をご紹介します。


中締めの挨拶(会食がある場合)



本日はお忙しい中をお集まり頂きまして、誠にありがとうございました。

おかげさまで父の七回忌の法要も無事終えることができ、父も安心していることと思います。

これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

ささやかではございますが、別室にて粗宴をご用意しております。

どうぞごゆるりとお過ごしくださいませ。

本日は誠にありがとうございました。


会食開始前の挨拶(献杯あり)



本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。

おかげ様で七周忌の法要も、滞りなく無事に済ませることができました。

父も皆様に囲まれて喜んでいることでしょう。

今日は父の思い出を皆様とお話しながら、冥福を祈りたいと思います。


ここからは施主自身が献杯を行う場合と、別の参列者が献杯を行う場合とで分かれます。


【施主自身が献杯を行う場合】

では、お手元のグラスをお持ち下さい。

それでは、献杯のご唱和お願いいたします。

「献杯」




【施主以外の参列者が献杯を行う場合】

まずはじめに、父の友人である◯◯様よりひとことお願いします。

(亡くなったお父さんの友人の方が献杯を行います)



会食終了前の挨拶(締めの挨拶)



皆様、本日はお忙しい中を最後までお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。

まだまだ皆様のお話をお聞きしたいところではありますが、そろそろお時間となりましたので、これにてお開きとさせて頂きたいと存じます。

こうして皆様と共に父の思い出話をすることが、父とって何よりの供養になると思います。

これからも変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。


ここからは、引き出物がある場合とない場合とで分かれます。


【引き出物がある場合】

お荷物になってしまい恐縮でございますが、お手元に心ばかりのものを用意してございますので、お帰りの際には、どうかお忘れなきようお持ち帰り下さいませ。

本日は誠にありがとうございました。




【引き出物がない場合】

本日は誠にありがとうございました。

どうぞお忘れ物の無いよう、お気を付けてお帰り下さいませ。



滅多にない機会だからこそしっかりと


今回は、「例文を使った押さえておくべきポイント3選」ということで、七回忌の挨拶の例文やポイントについてお話しさせていただきました。


「七回忌の法事・法要の場面で挨拶をする」という機会は、それほど多くあることではないと思います。


ただ、だからこそ恥をかいてしまうような間違った挨拶は避けたいですよね。


もし、七回忌の法要・法事で施主になり、挨拶をすることになった場合は、今回はご紹介させていただいたポイントを押さえた上で挨拶をするようにしてくださいね。

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