憂うつな梅雨の季節も峠を越え、夏に向けて気持ちも盛り上がってくる6月下旬。


梅雨晴れが嬉しい時期でもありますよね。


改まった文章やお手紙を書かなければならなくなった場合、文章に季節感を与える「時候の挨拶」が必要になるのですが、6月下旬の梅雨晴れの季節にはどのような時候の挨拶がピッタリなのか、皆さんはご存知ですか?


今回は、6月下旬の時候の挨拶に使える季語、そして6月下旬の時候の挨拶の例文をご紹介します。


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6月下旬の主な行事



雨上がりの風景

6月下旬という時期を連想しやすい時候の挨拶を作るためには、もちろん「梅雨」という言葉も必要なのですが、6月下旬に行われる主な行事からヒントを得ることができます。


というわけで、6月下旬の主な行事を挙げてみました。


6月21日頃  夏至(その年によっては20日・22日になることもある)
6月23日   慰霊の日(沖縄県)
6月28日   貿易記念日
6月30日  夏越しの祓(なごしのはらえ)



「夏至」とは?


夏至(げし)とは二十四節気の1つで、現在の6月21日頃(前後する場合あり)のことを言います。


日本を含む北半球では、この日が一年のうちで一番昼の時間が長く、夜の時間が短い日とされています。


6月下旬らしい言葉まとめ



では次に、6月下旬らしい言葉をまとめてみましたのでご覧ください。



梅雨
長雨
梅雨晴れ
梅雨寒
梅雨冷え
梅雨前線
梅雨空
空梅雨
霖雨
夏至
短夜
向暑
初夏
小夏
五月雨
紫陽花
カビ
食中毒
青梅
ナス
ピーマン
きゅうり
オクラ
長靴
てるてる坊主
レインコート
湿気
ジメジメ


6月下旬の時候の挨拶例文~漢語調~



漢語調だと、6月下旬は次のような時候の挨拶を使うことができます。



梅雨の候/折/みぎり
長雨の候/折/みぎり
梅雨晴れの候/折/みぎり
梅雨寒の候/折/みぎり
梅雨冷えの候/折/みぎり
梅雨空の候/折/みぎり
霖雨の候/折/みぎり
夏至の候/折/みぎり
短夜の候/折/みぎり
向暑の候/折/みぎり
初夏の候/折/みぎり
小夏の候/折/みぎり
五月雨の候/折/みぎり
紫陽花の候/折/みぎり


漢語調の時候の挨拶の選び方


漢語調の時候の挨拶を使いたい場合は、気候に合わせたものを選ぶ必要があります。


例えば、「梅雨で雨が降り続いている」ことを表現したいのであれば、



梅雨
長雨
梅雨寒
梅雨空
五月雨


といった言葉が入った時候の挨拶を選ぶと良いでしょう。


また逆に、「梅雨の晴れ間が広がっている」「梅雨だけど季節は夏に向かっている」ということを表現したいのであれば、


梅雨晴れ
夏至
短夜
向暑
初夏
小夏



といった言葉が入った時候の挨拶を選ぶと良いでしょう。


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6月下旬の時候の挨拶例文~口語調~


口語調だと、6月下旬は次のような時候の挨拶を使うことができます。


一般的なものと、「梅雨晴れの季節」「空梅雨の年」にわけてご紹介します。



今年ももう半分過ぎますが
長雨が続き肌寒い毎日です
梅雨がうっとうしい日が続きます
梅雨空が続いております
雲の晴れ間の青空も懐かしく
青田をわたる風がさわやかです
紫陽花の花が長雨に濡れています
雨が続き長靴が大活躍のこの頃
思いがけない梅雨寒が続いております
このところめっきり暑くなってきました
雨上がりの木々の緑がすがすがしい昨今
連日の雨ですっかり気が滅入っているこのごろ
長雨にとざされ、出不精になりがちな毎日です
山々の緑もひと雨ごとに色を深めてまいりました
青空を忘れてしまいそうなほど長雨が続いております
水の張られた田んぼに若苗が整然と並ぶ季節となりました
夏至を過ぎたとはいえ、梅雨寒に震える日もありますが
梅雨寒ながら、吹く風には夏の匂いを感じる今日このごろ
いよいよ短夜の季節を迎え、日一日と夏めいてまいりました
まだ6月と申しますのに、例年にない厳しい暑さに襲われています
いつ晴れるとも知らぬ梅雨空を、窓越しにうらめしく仰ぐばかりの毎日です



梅雨晴れの季節におすすめな時候の挨拶




久しぶりにのぞいた青空はまさに夏のものでした
梅雨晴れの一日、夏本番を思わせる強い日差しとなりました
梅雨の中休みに入り、久しぶりに青空が広がっています
梅雨の晴れ間には太陽のありがたみがしみじみ感じられます
梅雨の中休み、久しぶりの青空が気持ちいい一日となりました


空梅雨の年におすすめな時候の挨拶




今年は空梅雨のようです
今年は空梅雨を思わせるような天気が続いております
から梅雨との予報に水不足が心配のこのごろ
梅雨というのに雨が少なく、夏場の水不足が気がかりな昨今
空梅雨を思わせる天候が続いておりますが、体調を崩されてはいませんか
今年は空梅雨らしく、早くも真夏を思わせる強い日ざしの日が多くなりました



【九州・沖縄】梅雨明け間近・梅雨明け後



夏の日差しとひまわり
6月下旬の時期は、九州・沖縄地方では梅雨明けを間近に控えている地域もあれば、梅雨明けした地域も出てきます。


ですから、梅雨明け間近であれば梅雨明け間近にぴったりな時候の挨拶を、そして梅雨明けをしたのであれば梅雨明け後にぴったりな時候の挨拶を使うようにすると良いでしょう。


梅雨明け間近の時候の挨拶



梅雨明けも間近となり
暑さ日増しに厳しく
初夏の風に肌も汗ばむ頃
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃
梅雨明けも間近となり、いよいよ本格的な夏の訪れですね
吹く風にもいよいよ夏めいた気配を感じる頃となりました
梅雨明けも間近、いよいよ海・山のシーズン到来ですね
夏至を迎え、梅雨明けもいよいよ近くなってまいりました


梅雨明け後の時候の挨拶



長かった梅雨もようやく上がり
梅雨も明け、海や山の恋しい季節となりました
梅雨明けの空が清々しい季節となりました
長かった梅雨もようやく明け、いよいよ本格的な夏の到来です
梅雨が明けた途端のこの猛暑、体調など崩されてはいませんか
梅雨明けとともに猛暑の夏が到来しました。今年も夏バテが心配です
梅雨が上がったとたん、真夏日を思わせるような毎日が続いております
憂うつな梅雨も明け、青空がひときわ爽快に感じられる今日この頃


6月下旬をイメージしやすい時候の挨拶を



手紙

6月下旬の時候の挨拶に使える季語、そして6月下旬の時候の挨拶の例文をご紹介させて頂きました。


6月下旬をイメージしやすい時候の挨拶を使うことで、文章全体が一気に6月下旬ならではの雰囲気になります。


せっかく6月下旬に書く文章であるわけですから、是非6月下旬をイメージしやすい時候の挨拶を使ってみてくださいね。


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