寒いながらも、春らしさがより一層強まってくる2月下旬。


旅立ちの春が目前に迫っているということもあり、ビジネス関係の文章やお手紙を書くことになる方もいると思います。


そこで今回は、そんな方々に向けて、2月下旬の季節の言葉と季節の挨拶の例文をまとめてみました。
2月

季節の挨拶に欠かせない「季語」

冬

2月19日頃に訪れる「雨水」


「雨水」は二十四節気のうちの1つで、2月19日~3月5日頃まで(次の二十四節気「啓蟄」の前日)のことを言います。


降るものが「雪」から「雨」に変わり、雪解けも一気に進む頃とされています。


2月19日というと2月中旬の行事ではあるものの、2月下旬のほうに限りなく近いので、2月下旬を象徴する季語として季節の挨拶に使ったほうがしっくりきます。


「雨水」以外の2月下旬の季語


先ほどご紹介した「雨水」の他には、次のような季語があります。




椿
猫柳
ふき
ふきのとう
菜の花
たらの芽

ひばり
ワカサギ
受験

など…



2月を象徴する花とされている「梅」は、2月下旬の季節の挨拶で特に使いやすい季語です。


2月下旬の行事ではないけれど…



2月下旬の行事ではありませんが、「これから迎える」「準備をしている」という意味合いで、次のような言葉を季語として使うこともできます。



桃の節句
ひな祭り
ひな人形
お雛様
卒業式
旅立ち
羽織袴


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2月下旬の季節の挨拶まとめ~ビジネス・プライベート向け~

手紙
まずは先に、ビジネスからプライベートにまで幅広く使うことができる「漢語調」の季節の挨拶の例文をまとめてみました。


※どちらかというとビジネス向け


雨水の候/折/みぎり(「啓蟄」の前日3月5日まで)
春寒の候/折/みぎり
寒風の候/折/みぎり
残寒の候/折/みぎり
余寒の候/折/みぎり
向春の候/折/みぎり
早春の候/折/みぎり
解氷の候/折/みぎり
残雪の候/折/みぎり
梅花の候/折/みぎり
紅梅の候/折/みぎり
梅月の候/折/みぎり
梅鶯の候/折/みぎり
梅かおるの候
水ぬるむの候
三寒四温の候/時節/季節
余寒なお去りがたき折から


選び方のポイント


「寒さ」を重視する場合は「雪」「寒」という言葉が使われている季節の挨拶を、「春の訪れ」を重視する場合は「春」「梅」という言葉が使われている季節の挨拶を選ぶと良いでしょう。


また、地域によっても2月下旬の気候が違うので、まだまだ寒さが厳しい地域では「雪」や「寒」、暖かさを感じられるようになってきた地域では「春」や「梅」という言葉が使われている季節の挨拶がオススメです。


2月下旬の季節の挨拶まとめ~プライベート向け~

手紙
次に、プライベート向けの「口語調」の季節の挨拶の例文をご紹介します。



梅香る季節となりました
艶やかな紅梅に心弾む季節となりました
ひと雨ごとに春めく今日この頃
春一番が吹き、寒さもようやく和らいできました
寒い中にも、春が近づいていることを肌で実感する今日この頃
日脚も少しずつ伸び始め、春の訪れが感じられる季節となりました
朝の寒さは身にしみるものの、日だまりの暖かさに春の到来を感じるようになりました
桃の節句も近づき、うららかな季節となってまいりました



口語調はビジネスには不向き



ここで注意したいのが、口語調の季節の挨拶は「ビジネスには不向き」だという点です。


見ての通り、少々砕けた表現になっているため、ビジネス関係の文章にはあまり向きません。


ですから、口語調の季節の挨拶はプライベート向けのお手紙にのみ使用することをおすすめします。


「季節の挨拶の必要性」を感じよう


2月下旬の季節の言葉と季節の挨拶の例文をまとめてみましたが、いかがでしたか?


2月下旬らしい季節の挨拶が入るだけで、「文章の雰囲気が一気に2月下旬らしい雰囲気になる」と言っても過言ではないほど、季節の挨拶は必要性が高い部分です。


ビジネス関係では「時下」とすることもありますが、できれば季節の挨拶にこだわって、2月下旬らしい季節の挨拶を入れてみてくださいね。


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