3月と言っても、上旬・中旬・下旬で気候やイベントなどが変わってきますよね。


そのため、ビジネス関係の文書や改まったお手紙などの書き出しに当たる「時候の挨拶」も、3月の中で少し変わってきます。


今回は、3月中旬の時候の挨拶に使える言葉と、時候の挨拶の例文をまとめてご紹介します。


3月中旬を連想させる言葉

3月
まずは、3月中旬の時候の挨拶に使える言葉である、3月中旬を連想させる言葉をご紹介します。


向春
初春
早春
浅春
浅暖
解氷
春陽
春風
春景
春光
萌芽
水ぬるむ


椿
ひばり
卒業
ホワイトデー(3月14日)
彼岸(3月18日頃から彼岸の入り)

など…


3月上旬・下旬を連想させる言葉を使ってもOK


3月中旬を連想させる言葉としては、3月中旬に行われる行事にちなんだ言葉だけではありません。


例えば、


受験
桃の節句
雛祭り
啓蟄



などといった、3月上旬や下旬の行事に関する言葉も、「○○も過ぎ」「○○を間近に控え」といった感じで、3月中旬の時候の挨拶に含めることができます。


時候の挨拶は「使い分け」も大事


手紙
時候の挨拶は、「漢語調」と「口語調」の二つに分けることができます。


例えば「○○の候」といった時候の挨拶は漢語調、「○○となってまいりましたが」といった時候の挨拶は口語調です。


どちらも丁寧で改まった表現であることに違いはありません。


ただ、どちらかというと漢語調のほうが丁寧で改まった印象が強いですし、口語調のほうがやや砕けた印象があります。


そのため、漢語調はビジネス関係や目上の人に、そして口語調は親しい関係の人に、それぞれ使われることが多いようです。

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時候の挨拶例文

手紙

漢語調




向春の候・みぎり・折
初春の候・みぎり・折
早春の候・みぎり・折
浅春の候・みぎり・折
浅暖の候・みぎり・折
解氷の候・みぎり・折
桃花の候・みぎり・折
桜花の候・みぎり・折
萌芽の候・みぎり・折
春陽の候・みぎり・折
春風の候・みぎり・折
春景の候・みぎり・折
春光の候・みぎり・折
春暖快適の好季節
春草萌えいづる季節を迎え
枯れ草の間に緑も鮮やかに萌え出る候


口語調



水温む季節となりました
桜の開花が待たれる頃となりました
桃の花が目に鮮やかな頃となりました
春一番が吹き、いよいよ春も本番です
木々の緑が日増しに色づく季節となりました
ひばりのさえずりが聞かれるようになりました
花の便りが北上する季節になりました
めっきり春らしくなってまいりました
やわらかな春風に心誘われる季節となりました
虫たちが土の中からはい出る啓蟄の季節になりました
梅の花も散り、桃の花のつぼみが膨らみ始めました
桃の節句も過ぎ、ようやく春らしくなってきました
野山にもさわやかな風が吹く頃となりました
暑さ寒さも彼岸までと申しますように、過ごしやすい季節となってまいりました



こんな時候の挨拶もビジネス向け



ビジネス関係の文書でよく見かける


「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」


という書き出し部分、これも時候の挨拶です。


「時下」という言葉には「このところ」「今現在」「ただ今」などといった意味があり、年間通して使うことができます。


「ご清栄」の部分を、


ご盛栄
ご隆昌
ご繁栄



のいずれかに置き換えても大丈夫です。


個人向けにも使える!


ちなみに、「時下ますます〜」という時候の挨拶は、個人向けのお手紙にも使うことができます。


個人向けのお手紙に使いたい場合は、「ご清栄」の部分を


ご盛栄
ご隆昌
ご繁栄
ご健勝
ご清祥


のいずれかに置き換えて使用します。


個人向けのお手紙なので、おすすめなのは下二つの「ご健勝」「ご清祥」になります。


困った時は参考にして!



3月中旬の時候の挨拶に使える言葉、そして例文をまとめてみましたが、いかがでしたか?


季節的にも、ビジネス関係の文書やお手紙を書く機会が増えると思います。


時候の挨拶で困った時は、今回ご紹介させていただいた内容を参考にしながら、文書やお手紙を書いてみて下さいね。

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