皮膚科で処方されることが多い薬の中に、「ヒルドイドソフト」という軟膏があります。


このヒルドイドソフト、赤ちゃんに対しても処方されることが多いのですが、「顔に塗っても大丈夫なのか?」「副作用が心配」などといった、安全性に不安を感じる声も少なくありません。


そこで今回はヒルドイドソフトについて、「顔に塗っても大丈夫なのか?」ということと、気になる副作用についてお話ししたいと思います。

ヒルドイドソフト

そもそも「ヒルドイド」って何?


ヒルドイドとは、お肌を乾燥から守ってくれる保湿剤の1つです。


人間の身体の中でも作られている「ヘパリン」という保湿成分に類似した、「ヘパリン類似物質」を主成分としています。


ワセリンとの違いは?


ヒルドイドと同じ保湿剤の仲間として「ワセリン」が有名ですが、このワセリンとヒルドイドには決定的な違いがあります。


ワセリンはお肌の表面に留まる形で保湿効果を発揮してくれるのに対し、ヒルドイドはお肌の内部に浸透して水分を保持する形で保湿効果を発揮してくれる保湿剤です。


つまり、保湿効果を発揮する場所がお肌の表面か内部かという違いがあります。


ただ、どちらもステロイドではないので、赤ちゃんのお肌にも使える優しい保湿剤であることに違いはありません。


「ヒルドイドソフト」はヒルドイド系保湿剤の1つ

保湿
一言に「ヒルドイド」といっても、次のような種類の保湿剤に分けることができます。



・ヒルドイドクリーム
・ヒルドイドソフト軟膏
・ヒルドイドローション



見ての通り、「クリームタイプ」「軟膏タイプ」「ローションタイプ」といった、テクスチャーによって分類されています。


これらの中でも、赤ちゃんに対して皮膚科で処方されることが多いのが、油分を多く含んだ軟膏タイプの「ヒルドイドソフト(正式名称「ヒルドイドソフト軟膏0.3%」)」になります。


ヒルドイドソフトを赤ちゃんの顔に塗っても大丈夫?


赤ちゃんの顔というのは、ガサガサに乾燥したり湿疹ができたりと、何かとトラブルが多いものです。


そういったトラブルに対応することができるのがヒルドイドソフトなのですが、「皮膚科で処方される」と聞くと、やはり「市販の保湿剤よりも刺激が強いのではないか」と思われがちですよね。


ですが、ヒルドイドソフトは安全性の高い保湿剤なので、赤ちゃんの顔に塗っても問題はありません。


「他の種類のヒルドイドと比べても、軟膏タイプは安全性が高い」という意見もあります。


副作用が現れることも


安全性が高いとはいえ、稀に副作用が現れることもあるので、副作用のことは把握しておく必要があります。


ヒルドイドソフトの副作用としては、


・皮膚炎
・かゆみ
・赤み(発赤・潮紅)
・発疹
・紫斑



といった副作用が報告されているとのこと。


月齢が低ければ低いほど、赤ちゃんは自分で異変を訴えることができませんから、注意して見てあげてください。


ヒルドイドソフトは安全性が高い保湿剤


ここまで、ヒルドイドソフトについて、「顔に塗っても大丈夫なのか?」ということと、気になる副作用についてお話しさせていただきましたが、いかがでしたか?


100パーセント安全なものだとは言えないのですが、基本的には安全性が高い保湿剤です。


ヒルドイドソフトを正しく使い、赤ちゃんのお肌を守ってあげてください。


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